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子育てねっと

病気のときどうする？

田 先天性甲状腺機能低下症（せんてんせいこうじょうせんきのうていかしょう）または、クレチン症 田

＊内分泌・代謝＊ v 糖尿病 v 先天性甲状腺機能低下症 v 先天性副腎皮質過形成 v リウマチ熱 v 若年性関節リウマチ v

生まれつき甲状腺の発達がわるく、甲状腺ホルモンが十分分泌されない病気です。新生児期から症状があらわれますが、症状がはっきりせず気づかれないこともあります。 　不活発で、手足をあまり動かさず、ミルクの飲みが弱く、泣き声が弱く、便秘がちで黄疸が長引くなどの症状があります。乳児期には、身長の伸びの低下、知能や運動発達の遅れが出てきて、不活発であまり笑わずぼんやりしており、鼻が低く、厚いくちびると大きな舌などがみられます。 　治療は乾燥甲状腺末やサイロキシン、トリヨードサイロニンなどの甲状腺ホルモンを飲ませます。生後３カ月以内に薬をのみはじめれば知能の遅れもありませんが、治療が遅れると他の症状は改善しても、知能の遅れは戻りません。 　早期発見のために、生後５日目にろ紙血を用いたマススクリーニングがおこなわれています。

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